Blenderの初期設定では平行投影(Orthographic)を使用している場合でも、視点を回転させると自動的に透視投影(Perspective Projection)に切り替わる自動透視投影(Auto Perspective)という機能がオンの状態になっていますが、この機能をオフにする方法を紹介します。
1 自動透視投影(Auto Perspective)をオフにする方法
Blenderを起動させたら画面左上にある編集(Edit)>プリファレンス(Preferences)とクリックしていきます(画像1参照)。
Blenderプリファレンス(Blender Preferences)というウィンドウが表示されたら、左側のメニューの視点の操作(Navigation)をクリックして、周回とパン(Orbit & Pan)という項目内に自動透視投影(Auto Perspective)があるので、このチェックを外します(画像2参照)。
これで、自動的に透視投影(Perspective)に切り替わる機能がオフになります。
2 自動透視投影(Auto Perspective)をオンまたはオフにした場合の挙動
2.1 自動透視投影(Auto Perspective)をオンにした場合の挙動
以下は自動透視投影(Auto Perspective)をオンにした場合の挙動です。
平行投影(Orthographic)でテンキーなどを使用して視点を前後左右上下のいずれかにしている状態から、視点を回転させると自動的に透視投影(Perspective Projection)に切り替わります。
平行投影(Orthographic)でも視点が前後左右上下以外(例えば斜め上からの視点など)の場合は、透視投影(Perspective Projection)には切り替わらずに平行投影(Orthographic)を維持します。
透視投影(Perspective Projection)の状態からテンキーなどを使用して視点を前後左右上下のいずれかにした場合、自動で平行投影(Orthographic)に切り替わります。
2.2 自動透視投影(Auto Perspective)をオフにした場合の挙動
以下は自動透視投影(Auto Perspective)をオフにした場合の挙動です。
平行投影(Orthographic)でテンキーなどを使用して視点を前後左右上下のいずれかにしている状態から、視点を回転させても自動的に透視投影(Perspective Projection)に切り替わることはなく平行投影(Orthographic)を維持します。
透視投影(Perspective Projection)の状態からテンキーなどを使用して視点を前後左右上下のいずれかにした場合、自動で平行投影(Orthographic)に切り替わることはなく透視投影(Perspective Projection)を維持します。
以上、Blenderの「自動的に透視投影(Perspective Projection)になる機能をオフにする方法」でした。
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