Blender: バージョンを保存(Save Versions)の使用方法

Blenderのバージョンを保存(Save Versions)という機能を紹介します。

目次

1 バージョンを保存(Save Versions)とは

バージョンを保存(Save Versions)とは前回または前々回にセーブしたセーブデータをバックアップとして残しておく機能のことで、セーブデータが壊れてしまった場合や誤ってセーブしてしまった場合などに、セーブデータを元に戻す際に便利な機能です。

2 バージョンを保存(Save Versions)の使用方法

2.1 バージョンを保存(Save Versions)の設定

バージョンを保存(Save Versions)は、編集(Edit)>プリファレンス(Preferences)Blenderプリファレンス(Blender Preferences)を開いたら、セーブ&ロード(Save & Load)>Blendファイル(Blend Files)の内にあるバージョンを保存(Save Versions)で設定を行います(画像1参照)。

Save Versions
画像1

初期設定では2に設定されているので、前回セーブしたときのセーブデータと前々回セーブしたときのセーブデータの2つまでバックアップとして保存されます。
バージョンを保存(Save Versions)によるバックアップが必要ない場合は値を0にすれば、セーブデータのバックアップは行われません。

設定を変更後はBlenderプリファレンス(Blender Preferences)の左下にあるプリファレンスを保存(Save Preferences)で保存してください。

2.2 バージョンを保存(Save Versions)で保存されたファイルの使用方法

バージョンを保存(Save Versions)によってバックアップされたセーブデータは画像2のように、ファイル名の後に「.blend1」や「.blend2」というような拡張子が付きます。

blender Save Versions
画像2

ファイルの拡張子が「.blend1」が前回セーブしたときのセーブデータ、「.blend2」が前々回セーブしたときのセーブデータ、「.blend」となっているものが最も新しいセーブデータとなります。

「.blend1」と「.blend2」はそのままではBlenderで開くことができないので、これらのセーブデータを使用したい場合には、最後の数字を削除して「.blend」と拡張子を変更してください(例えば「untitled.blend1」 ⇒「 untitled.blend」と変更)。

以上、Blenderの「バージョンを保存(Save Versions)の使用方法」の紹介でした。

ここで使用しているのはBlender 3.3.1です。
※Blender 2.79bなどではFile → User Preferences → File → Save Versionsで同様の操作が可能です。

参考サイト:
https://docs.blender.org/manual/ja/dev/editors/preferences/save_load.html?highlight=save+versions

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次