Substance 3D Painter: Output TemplatesのNormal DirectXをNormal OpenGLに変更する方法

Substance 3D PainterのOutput Templates(出力テンプレート)のPresets(プリセット)で使用されているNormal DirectXをNormal OpenGLに変更する方法を紹介します。

目次

1 変更手順

ここでは例としてPresets(プリセット)の「PBR Metallic Roughness」で使用されているNormal DirectXをNormal OpenGLに変更します。

手順1

Substance 3D Painterの画面左上のFile(ファイル)内にあるExport Textures(テクスチャをかき出し)をクリックすると(画像1参照)、Export Textures(テクスチャをかき出し)というウィンドウが表示されます。

Output Templates
画像1

手順2

Settings(設定)からOutput Templates(出力テンプレート)に切り替えたら、Presets(プリセット)から「PBR Metallic Roughness」を選択して、コピーのアイコンをクリックします(画像2参照)。

Output Templates
画像2

するとPresets(プリセット)の一番下に「PBR Metallic Roughness_copy」が作成されます(画像3参照)。

Output Templates
画像3

手順3

Current preset(現在のプリセット)で手順2で作成した「PBR Metallic Roughness_copy」が選択されていることを確認してください。
確認ができたら、Output maps(出力マップ)の上から4つ目を見てみると$mesh_$textureSet_Normal(_$colorSpace)(.$udim)と書かれていて、これがノーマルマップの設定項目となっています。その隣のRGBと書かれたボックスがありますが(画像4参照)、

Output Templates
画像4

これはExport Textures(テクスチャをかき出し)のウィンドウの右下にあるConverted maps(変換されたマップ)の同じボックスの色をしているNormal DirectXに対応しています(画像5参照)。

Output Templates
画像5

Converted maps(変換されたマップ)のNormal OpenGLはクリックしてつかむことができるので、画像4で確認したボックス上へドラッグアンドドロップします(画像6参照)。

Output Templates
画像6

手順4

From Normal OpenGLのリストではRGB Channelsを選択します(画像7参照)。

Output Templates
画像7

するとボックスの色が変わります(画像8参照)。

Output Templates
画像8

この色は、Converted maps(変換されたマップ)のNormal OpenGLの左側のボックスの色に対応しています。

Output Templates
画像9

以上でNormal DirectXからNormal OpenGLへの変更は完了です。

2 補足

■ ここではNormal DirectXからNormal OpenGLへ変更しましたが、Normal OpenGLからNormal DirectXへも同じように変更することができます。

■ コピーして作成した「PBR Metallic Roughness_copy」は必要がなくなったら削除してかまいません。削除はPresets(プリセット)のコピーの隣になるマイナスのアイコンから削除できます。

■ Presets(プリセット)のプラスのアイコンをクリックすると、Output mapsが空の状態から新規のPresetを作成することができます。

■ Presets(プリセット)はSubstance 3D Painterがインストールされているフォルダのresources\starter_assets\export-presetsに保存されています。

以上、Substance 3D Painterの「Output TemplatesのNormal DirectXをNormal OpenGLに変更する方法」でした。

ここではSubstance 3D Painter 7.4.3を使用しています。

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