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Blender: 背景画像や下絵の使用方法

Blenderで背景画像や下絵を使用する方法を紹介します。

1. 背景画面をドラッグアンドドロップで追加する方法

オブジェクトモード(Object Mode)でWindowsなどのフォルダから直接、Blenderの3Dビューポート(3D Viewport)のスクリーン上に背景画像として使用したい画像をドラッグアンドロップします。
すると、その画像が背景画像として追加され使用可能になります(画像1参照)。

blender background image

画像1

背景画像の原点(Origin Point)はドラッグアンドロップしたときのマウスのカーソルの位置になります。

マウスを放す場所にオブジェクトがあるとうまくいかないので、何もないところでマウスを放すようにしてください。編集モード(Edit Mode)では画像の追加はできません。

追加した背景画像は、追加したときの3Dビューポート(3D Viewport)に対して正面になるように追加されます。背景画像の向きを修正したい場合は、Alt+GまたはAlt+Rで背景画像の位置と回転をリセットするか、背景画像を追加するときにNumpad 1などで視点を正面にしてから追加するなどの方法があります。

背景や下絵に使用する画像形式について

Blender 2.93の時点では背景や下絵として使用できない画像形式(webpなど)があります。
使用できない画像は、.jpgや.pngなどに変換することで使用できるようになります。

2. 背景画面を追加(Add) → 画像(Image)から追加する方法

1で説明したような背景画像をドラッグアンドドロップでする方法のほかに、追加Add) → 画像Image)→ 参照/背景Reference/Background)でも背景画像を使用することができます(画像2参照)。

blender background image

画像2

こちらの方法で追加した背景画像はカーソルがあった場所が原点(Origin Point)となります。

追加した背景画像は、追加したときの3Dビューポート(3D Viewport)に対して正面になるように追加されます。背景画像の向きを修正したい場合は、Alt+GまたはAlt+Rで背景画像の位置と回転をリセットするか、背景画像を追加するときにNum1キーなどで視点を正面にしてから追加するなどの方法があります。

※Image as Planesについて詳しくは省略しますが、平面のメッシュに画像を貼り付けた状態で画像を読み込むことができる機能です(Blender 2.92時点ではImage as Planesはなくなっています)。

◆ 参照(Reference)と背景(Background)の違いについて

参照(Reference)と背景(Background)は、背景画像のプロパティ(Properties)のオブジェクトデータ(Object Data)タブにある深度Depth)、サイドSide)、透視投影時に表示Display Perspective)の設定が違うだけのようなので後からでも変更可能だと思われます(画像3を参照)。

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画像3

深度(Depth)は背景画像と他のオブジェクトが重なった場合の表示方法を設定する項目です(詳細は「5. 背景画面の深度(Depth)について」を参照)。
サイド(Side)は背景画像の画像を両面(Both)に表示、前(Front)だけ表示、後(Back)ろだけ表示という設定を行います。
透視投影時に表示(Display Perspective)は、透視投影にした時に背景画像を表示するかどうかの設定です。

ちなみに、背景画像をドラッグアンドドロップして追加した場合は、参照(Reference)として扱われています。

3. 背景画面の操作

背景画像はエンプティEmpty)属性なので、平面(Plane)や立方体(Cube)などのオブジェクトと同じようにGキーで移動、Rキーで回転、Sキーで拡大/縮小やAlt+Gキーで移動のリセットなども可能です。選択(右/左クリック)、削除(Xキー)、表示/非表示(Alt+H/H)などの操作も同様です。

背景画像を選択して中央あたりにマウスのカーソルを移動させると×印が表示されるので、ここをつかんで動かせば背景画像を動かすこともできます(画像4参照)。この方法で移動させると原点(Origin Point)の位置が変わるので注意してください(Gキーで移動させた場合は、原点(Origin Point)は変わりません)。

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画像4

また、いずれかの角にマウスのカーソルを移動させると黄色の四角のアイコンが表示されるので、ここをつかんで動かせば背景の拡大/縮小をすることもできます。

◆ 背景画像の管理

背景画像を複数使用する場合などには、新たにコレクションCollection)を作成してそこに背景画像を全て移動させれば、表示/非表示など管理がしやすくなると思います。

画像5の例ではBackground Imageという名前を付けたCollectionを作成して、そこで背景画像を管理しています。

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画像5

4. 背景画面の透過設定

背景画像の透過については、プロパティProperties)のオブジェクトデータObject Data)タブ内にある透過Transparency)にチェックを入れて、Opacityのスライダーで透過度を設定します(画像6参照)。

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画像6

5. 背景画面の深度(Depth)について

深度(Depth)は先ほども説明したように背景画像と他のオブジェクトが重なった場合の表示方法を設定する項目です。
画像7はオブジェクトの立方体(Cube)と背景画像として使用したBlenderのロゴはそのままにして、深度(Depth)の値だけを左からデフォルト(Default)、前(Front)、後(Back)と変更したものです。

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画像7

オブジェクトと背景画像が重なっている部分の表示方法がそれぞれ異なっているのが確認できると思います。

6. 背景画面を下絵として使用する場合

背景画面を下絵として使用する場合には、背景画像の深度(Depth)を前(Front)にして、透過(Transparency)にチェックを入れ透過具合を調整する方法がいいと思います。
上記の方法で画像8のようになります。

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画像8

・背景画像を選択できないように設定する方法

背景画像を下絵として使用する際に背景画像となるオブジェクトを選択できないようにするには、アウトライナー(Outliner)のFilter内にある制限の切り替え(Restriction Toggles)選択可能(Selectable)をオンにしたあと(画像9参照)、

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画像9

背景画像となるオブジェクトの選択を無効(Disable Selection)をクリックします(画像10参照)。

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画像10

これで誤って背景画像がある場所をクリックしても背景画像を選択できなくなります。
アイコンを再度クリックすれば元に戻ります。

以上、Blenderの「背景画像の使用方法」についてでした。
※この記事ではBlender 2.90を使用しています。

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