Blenderで指定したオブジェクトをレンダリングしないように設定する方法を紹介します。
目次
1. 指定したオブジェクトをレンダリングしないように設定する方法
サンプルとして、画像1のように立方体(Cube)とUV球(UV Sphere)を左右に並べたものを使用します。

画像1
これをレンダリングすると画像2のように、立方体(Cube)とUV球(UV Sphere)の両方がレンダリングされます。

画像2
現在のアウトライナー(Outliner)は画像3のようになっていて、右側のアイコンには目のアイコンだけが表示されています。

画像3
アウトライナー(Outliner)の右上にあるFilterをクリックしたら、Restriction Togglesというメニュー内のカメラのアイコン(Disable in Renders)をクリックします(画像4参照)。

画像4
すると、画像5のようにアウトライナー(Outliner)の右側のアイコンにカメラのアイコンが追加されるので、レンダリングしたくないオブジェクトのカメラのアイコンをクリックしてオフにします。
画像5ではSphere(=UV球(UV Sphere))をレンダリングされないようにしています。

画像5
この状態でレンダリングすると、3D ビューポート上では見えているUV球(UV Sphere)が画像6のようにレンダリングされなくなります。

画像6
2. 補足
- カメラのアイコンを再度クリックしてオンにすれば、UV球(UV Sphere)はレンダリングされるようになります。
- カメラのアイコン表示しないように戻すには、Filterをクリックして、カメラのアイコンをクリックしてオフにしてください。
- コレクション(Collection)のカメラのアイコンをオフにすれば、そのコレクション(Collection)内のオブジェクトはすべてレンダリングしないように設定できます。
以上、Blenderの「指定したオブジェクトをレンダリングしないように設定する方法」でした。
※この記事で使用しているのはBlender 2.82です。
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